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ハンディターミナルを使おう

物流とバーコード検品システム - BHT端末を買ってみた(1) メーカー比較

バーコードによる入出荷検品作業、きわめて便利な仕組みです。しかしどうやって導入すればいいか、その方法が難しい。このブログでは当社のシステム導入までのプロセスや悩んだ点、システムについて考えたことを書いてみたいと思います。

(そもそも「何でバーコードによる検品が必要か」、という話は「バーコード 検品 メリット」などで検索してみてください。)

 

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物流センターでバーコードといえばハンディターミナル。画面やメモリーがついた、小さなコンピュータです。

まず、どんなハンディターミナルがあるのか?まずはそこから調査を始めました







とりあえず分かったこと ~
ハンディターミナル市場はデンソー、キーエンス、カシオの3強+その他(オプト、Welcat、他外国製多数)



2010年、日本のシェア1位はカシオらしいです。(ユニク○とかヤマ○電機などで使われています。)ということでさっそくカシオの機械を調べてみると、まず驚いたのがOSがWindowsCE、ということ。

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まだWindowsCEってあるんですか?という感じでしたが、調べてみると実はハンディターミナル市場では世界標準となっており、世界的には圧倒的なシェア。どうやらMSのロードマップでもEmbeddedとして組込系OSの確固たる地位を築こうとしているようですね。

日本メーカー(デンソーとキーエンス)のみが独自規格でがんばっている、という構図でした。

 





各社の端末を較べてみた

とりあえずサンプル機を入手したり、いろいろな方にお話をきいてもろもろ検討。

  • WindowsCE機(カシオおよび台湾製各社など)
  • カシオならDT-X7よりもDT-X8。物流現場ではタフなのが一番。ただしどちらもせっかくのWindows機なのに画面がいまいち大きくない。外国製の物はごつい。。。。
    メリット:
    [開発面]VSで開発できる。プログラマさんも豊富だし、ドキュメントも多い。
    [操作面]スクロールとか画面の切り替えができて直感的に分かりやすい画面ができる。画面タッチでも操作ができるなど最近の機器っぽく操作に慣れやすい。
    [その他]カシオに関しては端末がかっこいいのが気に入った。

    デメリット:Windowsであること。アプリが終了するとデスクトップがでてくるとか、ダブルタップで起動するとか、単目的でガンガン使うには不要。電源On、OFFだけでさくさく使いたい。終了すると起動に時間がかかるのもマイナス要素。

  • DensoWave
  • デンソーならBHT-Basicモデル。(実は700B-CEというWindowsCEモデルもあるけれど、これは海外市場向け?)

    メリット:動作が軽快。すぐ起動する。安定性高い。枯れた技術なので開発の継続も容易。トヨタを頂点とする製造業のデファクトなので、たぶん廃れない。

    デメリット:開発は独自言語で敷居が高い。画面レイアウトはキャラクターベースで自由度が低い。端末のデザインが野暮ったい。

  • Keyence
  • デンソーと同じく独自言語。ただし言語での開発ではなく、マウス操作でアプリをつくる。
    メリット:動作が軽快、すぐ起動する、安定性高い。などデンソーと同じ。

    デメリット:言語で開発する、というスタンスではないので自由度が低い。MSアクセスでVBAをつかわずマクロのみで作るイメージ。ハードが華奢で壊れやすそう。数が少ないと値段が高い(営業の裁量が大きく交渉が面倒)。

  • おまけ Iphone/ Ipad
  • スキャナつけて処理する、というのは可能でした。でも実務で使える使い勝手じゃなかったです。。。。
    ※ わかっていたけど一応やってみました。



最初本命はWindowsCE機でしたが、やっぱり動作のキビキビさや安定性ではデンソーかな、という印象になって来ました。次回、アプリの開発に続く。







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