ハンディターミナルを使おう
2010年01月01日 ハンディターミナルを使おう

物流とバーコードシステム - BHT端末を買ってみた(4)1次元 or 2次元?

バーコードには1次元バーコードと2次元バーコードがあります。

普通バーコードといえば1次元バーコードです。雑誌とかカップラーメンとかの商品についているのも、宅配の伝票についているのも1次元バーコード。
でも2次元バーコードを導入すると、いろいろな便利な使い方も出来るので迷っています。たとえば

2次元バーコードの便利な使い方
  • 品名、入荷日、担当者名、生産工場から賞味期限まで必要な情報をすべてバーコード化して貼っておけば、端末をかざすだけで確認できる。

取引先とフォーマットを決めておけば、この製品は○○工場で何月何日製などの情報が一目でわかります。情報をまとめたエクセルファイルを作成してメールしたりする手間が不要になります。

  • 一つの2次元バーコードに出荷データを100行分いれておけば、読み取り一発で(データをダウンロードすることなしに)直ちに作業が始められる

アルバイトへの指示はバーコード1つ印刷すれば済みます。ファイルダウンロードや無線接続など面倒な説明が不要になります。

 

2次元バーコードリーダーでも1次元バーコードは読めます。価格差も2~3万円だし、迷ったら将来の拡張に備えて2次元バーコードリーダーを買っておくか?と思っていたのですが、試用機で実験していたら意外な落とし穴を発見。

 

2次元バーコードリーダーは物流現場で使いづらい!?

 

正確に一本ずつ読み取れない!

2次元バーコードリーダーって、複数のバーコードがある場合、どちらのバーコードが読みとられているのかわからない。。。。

 

1次元バーコードリーダーだと、横一本のレーザー線が映るので、どのバーコードが読み取られているのかすぐわかるんです。

 

しかたがないので、こんな風に、片方ずつ紙で隠して読んだりすることになります。何十枚も伝票を読んだりするとき、効率が悪くてしょうがない。。。。。

仕様が固まっている仕事ならば、何桁のNW7以外は読まない、先頭がAで始まる10桁でないとエラー、というような設定をすることで対応できますが、多くの荷主に柔軟に対応した当社ではムリなことも多そう。

ということで、まずは1次元バーコードリーダーでいくことにしました。

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